大学院
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東京女子医科大学では、後期研修医の待遇で本学大学院生を兼ねるコースも整備され、専門医と医学博士号の同時取得が可能です。
後期研修医且つ大学院生として講義・実習を受け、学位審査の後に博士号(甲)が取得できます。当大学院生は本学職員として待遇されます。給与は5年間一律であり、大学規定給与が支給されます。
関連研修施設での研修期間は当該施設の待遇を受ける事ができます。麻酔科領域では最短で後期研修医2年目で日本麻酔科学会認定医・標榜医、6年目で専門医を修得することができますが、当大学院生も同時期にそれらの資格を取得することができます。

海外留学


当教室では、海外留学を希望される医局員を積極的にサポートしています。
留学内容は基礎研究(動物や細胞を用いた研究)だけでなく、ボランティアや患者さんの検体を用いる臨床研究もあります。
また、海外で実際に麻酔科医として働いて、臨床テクニック(心臓麻酔やエコーなど)のスキルアップを図るような実践的な留学もあります。
主な海外留学先は以下のとおりですが、希望があれば留学先を新たに増やすことも可能です。
いずれの施設においても、国内では得がたい水準の研修、研究、臨床の機会を得ることができます。
また海外に身を置いて生活すること自体、みなさんの価値観や考え方に多大な影響を与えてくれます。
とかく近視眼的な考え方にとらわれがちな私達、医師の視野を様々な側面から広げてくれることと思います。
主な海外留学先
- 米国
- ハーバード大学Massachusetts General Hospital麻酔・集中治療・ペイン科
- UCSF
- Cleveland Clinic麻酔科
- Wisconsin大学麻酔科
- ハーバード大学Brigham and Women’s Hospital麻酔科
- ハーバード大学Boston Children’s Hospital麻酔科
- ピッツバーグ大学麻酔科
- メリーランド大学麻酔科
- アリゾナ大学麻酔科
- Mayo Clinic麻酔科
- コロンビア大学麻酔科・産科麻酔
- South California大学麻酔・集中治療科
- Children’s Hospital Los Angeles麻酔科
- ハーバード大学臨床疫学講座(MPHコース)への推薦
- カナダ
- McGill大学麻酔科
- Western大学麻酔科・心臓麻酔
- オーストラリア
- Royal Perth Hospital麻酔科
- タイ
- Mahraj Nakorn Chiang Maiチェンマイ大学麻酔科
- チュラロンコン大学麻酔科
- Siriラート大学麻酔科
- タマサート大学麻酔科 ほか
- マレーシア
- IJN Institut Jantun Negara大学麻酔科・心臓麻酔
など
国内研修施設
国内トップクラスの症例数や、重症例、特殊症例を扱っていますが、症例数が少ないものに関しては他施設へ研修をすることにより、幅広い知識、経験、人脈を得ることができます。
各施設の特徴的なノウハウを医局員が持ち帰ることで、当教室の総合的なレベルアップにもつながっています。
主な研修施設先
- 国立成育医療研究センター 麻酔科(東京):小児麻酔、産科麻酔
- 東京都立小児総合医療センター(東京):小児麻酔
- 聖路加国際病院(東京):麻酔全般
- 国立がん研究センター中央病院(東京):麻酔全般・集中治療
- 立川綜合病院(新潟):心臓麻酔
- 心臓病センター榊原病院(岡山県):心臓麻酔
- NTT東日本関東病院(東京):ペインクリニック
- 埼玉医科大学総合医療センター(埼玉):産科麻酔